製造ライン
- 工場をのぞいてみよう!
- マルハニチロ九州では、グループの基幹工場の1つとして定番や人気商品の生産はもちろん、
熊本の地の利を生かした商品の生産も行っています。今回はその特徴をあらわす4つの生産ラインを紹介します。
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- 第一工場
- 春巻製造工程(業務用冷凍食品)
- 春巻というベーシックな商材に、季節感とご当地食材を加味して生産している商品の1つ。他に、夏には「5種夏野菜春巻(熊本産トマト入り)」、冬は「クリームシチュー春巻(小国ジャージー牛乳使用)」、熊本ご当地商品「太平燕風春巻」なども生産しています。
MACHINE
- 皮焼成機
- 春巻成型機
FLOW
- 1具材づくり
- 具材は火力のある直火釜で作製。具材により調理時間が異なるため、決められた順番通りに投入します。
- 2皮づくり
- 専用の機器で春巻の皮を作ります。
- 3成型
- 気温や湿度に合わせて皮の焼き具合を調整。具材と皮を決められた比率で成型します。
- 4凍結
- 成型機で出来上がった春巻はすぐに凍結へ。
- 5包装
- 凍結した春巻に異常がないか確認しながら包装機で袋詰めをします。
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- 第二工場
- れんこんひき肉揚げ製造工程(市販用冷凍食品)
- 同社では、前身・(株)林兼デリカの時代から「れんこんはさみ揚げ」など、れんこん原料を使用した商品開発を行ってきました。それをベースにマルハニチロ(株)の市販用冷凍食品担当へ商品提案し、共同開発したのが「れんこんひき肉揚げ」です。
MACHINE
FLOW
- 1ボイル・塩抜き
- 材料のれんこんのうち、塩漬けのものは阿蘇の天然水を使って塩抜き
- 2調味液を混ぜる
- とろみを出す増粘材を小さなミキサーで醤油と混ぜ、その後、大きなニーダーですべての調味液を混ぜます
- 3練り肉
- 定期的に包装前の状態を確認し、打ち出しの重量など調整をかけ滞りなく生産が進めるようにします
- 4レンコン乗せ
- 片面いっぱいの大きさのれんこんを1枚ずつ手作業で乗せます
- 5フライ・タレがけ
- タレをかけた後、凍結します
- 6容器詰め
- 凍結された商品を小分け容器に手作業でていねいに詰めていく
- 7包装
- 包装されて完成
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- 第一工場
- 赤貝缶詰製造工程
MACHINE
- 鳥肉焼成機
- コンピュータースケール
FLOW
- 1解凍作業
- 有明海で獲れた赤貝を1日約7トン使用します。
- 2バブリング (砂取り)
- 空気で撹拌して砂などの重い異物を除去しています。
- 3選別(貝殻、異物除去)
- 貝の身に付いた貝殻などの異物を人の目で見て取り除いています。
- 4自動計量
- コンピューターの組み合わせにより自動で定量が缶に入ります
- 5注液
- 九州産の醤油を使った甘口タレを入れて味付けします。
- 6巻き締め(蓋つけ)
- 専用の機械で蓋を取り付けて密封します。
- 7レトルト殺菌
- 圧力をかけて殺菌する事により、缶の中身を無菌状態にします。
- 8包装
- 1日約53,000缶の缶詰を生産、包装しています
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- 第一工場
- 茹麺製造工程
MACHINE
- 茹で麺製造ライン
- 炒め機
- 具材計量用コンピュータースケール
- 自動箱詰機
FLOW
- 1麺ミキサー
- ミキサーで麺の生地を練る
- 2生地
- 生地をシート状に成型し熟成させる
- 3麺切り出し
- 薄くした生地を麺状にカット
- 4麺(茹で・冷却)
- 麺を茹でた後、冷却する
- 5餡作成
- 餡をつくる
- 6野菜炒め
- 約750人前の炒め野菜をつくる
- 7野菜計量
- 野菜を計量する
- 8野菜・餡充填
- 野菜と餡を袋にを充填する
- 9包装①
- 具材の上に麺をのせる
- 10包装②
- 1パックずつ包装する。
- 11箱詰
- 段ボールに詰める。
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- 第一工場
- 乾麺製造工程
MACHINE
- 玉取機
- 凍結ライン
FLOW
- 1麺ボイル
- 乾燥した麺を茹で機に投入します
- 2冷却
- キンキンに冷えた冷水で冷却して麺を締めます
- 3計量・カップ投入
- 一食分の量に計量してカップに投入します
- 4ソース作成
- 蒸気式2重釜でコゲないようにソースを仕込みます
- 5充填
- 計量した麺と一定量のソースを機械で一日約16000食分袋詰めします
- 6凍結
- -30℃の温度でカチカチに凍らせます
- 7箱詰め
- 一つ一つ丁寧に箱詰めします